あずきは漢字で書くと『小豆』。
マメ科・ササゲ属の一年草木です。
原産地は温帯アジアといわれています。
日本では北海道産が有名ですね。
おすとあんでるのおぐらあんも北海道十勝産のあずきを使用しています。
あずきの「あ」は赤いという意味、「ずき」は溶けるという意味で、つまり赤くて形がくずれやすいからあずきというのだそうです。
食べ方は、あんにしてお菓子に使うほか、もち米と一緒に炊いてお赤飯にします。あずき粥というのもありますね。また、栄養が豊富なため薬膳にも使われます。
ちなみにお手玉に入っているのもあずきです。
竹かごに入れて揺らし、海の音を作るのもあずきです。
あずきにはたんぱく質、ビタミンB1・B2、食物繊維、カリウム、カルシウム、アントシアニン、サポニンなどからだにいいものがたくさん含まれています。
サポニンとは、あずきの外皮に含まれる成分で、血栓を溶かす働きがあります。
ビタミンB1は元気の素、ビタミンB2は代謝を活発にしてお肌を美しくします。
食物繊維は便秘に効きます。
カリウムやサポニンには利尿作用がありますからむくみ防止になります。
古代では、あずきを薬として使っていたそうです。それくらい効能があるということですね。
あずきはおいしいだけではなくて、とてもすぐれた食品なのです。